屋久杉産の川桜でジェットストリーム芯のボールペンを製作しました。
高知県、佐賀県、鹿児島県、沖縄県の限定された地域にのみ生息する貴重な樹種です。
花が桜に似ている事が名前の由来だそうです。他の地域では、サクラツツジと呼ばれています。
非常に緻密な杢目で黙って置いておけば黄楊と間違えるほどです。
初めて扱った樹種ですが、なるほど根付にも使えるなと感じました。
屋久島が国内最大の群生地で、川桜を見るために屋久島を訪れる人が多いそうです。
通販やオークションでは殆ど見かけた事がありません。
パーカーリフィル用に設計された金具を三菱鉛筆ジェットストリーム用に改造したオリジナルボールペンです。
芯の繰り出しは両方向のツインメカニズムを装着しています。国内では当工房だけが使用しています。
長さ約13.5cm、最大径約1.4cmのガッシリとしたロングボディの回転式ボールペンです。
金具はプラチナメッキです。原価が合わない為プラチナメッキ金具の販売は中止している高級仕様の金具です。
三菱鉛筆ジェットストリームの0.7ミリ芯を装着してあります。多色用ではなく単芯用がお使いになれます。
現時点で滑らかな書き味のリフィルとして一番良く使われています。
ビスをねじ込むような改造は不要で、市販の替え芯がそのままお使いになれます。